拡大写真

巨釜半造でよぐ観光パンフレットやポスターに載っているのが、
折石だっけな。
こいづは、明治29年の三陸大津波襲来の際に、先端が2mほど折れてしまった大理石でできた岩だっけ。

巨釜と半造の間に遊歩道が設けられで歩いでいげんげど、
おらの行った日は、寒風吹きすさぶ中だっあたがら、
車で移動したっけ。

そもそも、巨釜半造の巨釜とは、大理石の浸食によって
円状になった地形が、巨大な釜みでぇ〜なんだけんど、
そごに、波が押し寄せ、内部を渦巻く様子が、
湯を煮立たせているように見えることから名付けられたんだ。

また、半造とは名の通り、「半分造られだ」釜という意味で、
三日月状になってから、規模はこの半造の方が大きいっけ。
この半造でも角度の関係で渦巻く波が見られるぞ。

レストハウスや立派な駐車場が、整備されでで、
巨釜ど半造に別々に駐車場があんで、
天気の悪い日なんかは、車で移動がいいべね。

んでも、春から夏の天気のいい日は、遊歩道を
のんびり歩ぐのもいいっけな!

巨釜半造は、気仙沼市の旧唐桑町の唐桑半島の景勝地の岬だっけ。
巨釜ど半造はそれぞれ別のだけんども同じ岬にあっから、一般に巨釜半造、
または中点を置いて巨釜・半造などと呼ばれてっけぞ。